テントウムシの幼虫

早朝新聞を取りに出た時、玄関先のシロダモの木にテントウムシの幼虫がいるのを見つける。

終齢幼虫や孵化して間無しと思われる2mm弱の小さなものまでいるのだ。
数えられた限りでは21匹いた、まだまだ居そうな感じだ。

昨年もこの木で沢山のテントウムシが羽化したがほとんどすべてがナミテントウだった。
そんなことからしてもシロダモの木のこの幼虫はナミテントウに違いない。

ナミテントウの変異は多く、紋の数、その色、形、翅の地色などは多彩だ。
今年はどんな紋様を持つものが生まれてくるか楽しみだ。

紋様の違うもの同士の交尾が変異の多さを生み出すとすれば、昨年はいろんな組み合わせの交尾を見た。今年は昨年見なかった新しい紋型を見ることが出来るだろうか。

(写真は昨年のもの)

ナミテントウはアブラムシやハダニを喰う肉食性だが、見る限りではアブラムシやハダニは見当たらない。エサ不足になると共食いもするというから、このシロダモの木の上でそんな状況が発生するかもしれない。

近くの空き地にあるトベラの木で花が盛りを迎え始めた。
長い午睡の後、様子を見に行く。

この木にはアオスジアゲハ、キアゲハ、クロアゲハ、クマバチ、ハナアブの仲間、カナブンなど様々な虫たちがやって来るから、飛翔狙いには恰好な場所なのだ。
お気に入りになる一枚を撮りたいものだ。