コガタルリハムシ

ギシギシの葉の上でコガタルリハムシを見付ける。

何年か前、ギシギシの葉の上で驚くほどの数のコガタルリハムシの交尾行動を見たことがある。
こんな交尾行動に出くわすにはどんな気象条件などが必要なんだろうか。
今回も10匹近いコガタルリハムシがいたが、交尾活動は見られなかった。
(コガタルリハムシは特異な生活史を持っていると言われる、交尾、産卵、幼虫、サナギ、地中で越冬する成虫など見てみたいものだ)
散歩の折にはこの空き地を覗きこまなくてはなるまい。

この空き地と同じくらい関心のある空き地が幾つかあるが、その一つでオニユリが例年以上に芽を出していた。

オニユリの群生なのだ。それにオニユリの周囲にはツユクサも生い茂り、キリギリスやクサキリを数多く見ることが出来る場所なのだ。アゲハの仲間もカマキリもやって来る。

こんな空き地も年ごとにその数が減っているのだ。老兵にとってのサンクチュアリが消えていくのは寂しい限りだ。

神戸行は一日延期した。