湖荒れる・2

和邇川河口の砂州で見掛けるのはカルガモの小集団、今日も釣り人の姿はなかった。

長い間中断していたジュリアン・ジェインズの「神々の沈黙」のページを開く。
第2部第4章 メソポタミアにおける心の変化」からだ、寄り道しないで一気に読みたいものだ。

比良連山山頂が雪を冠っているが写欲が湧かない。
思い返せば今季は初頭から風景やお祭りなどを撮りに出かけていない、これらを撮りたいと思う何かが変化しているのだ。

冬日 湖の荒れる日 砂州のカモのように身を縮こませている。