老絵本画家のエッセイが届いた

外出から帰り郵便ポストを覗き込んでみる。幾つものDMや通販会社のカタログに混じって、amazonからの郵便小包が入っていた。絵本画家甲斐信枝さんのエッセイ「あしなが蜂と暮らした夏」が届いていたのだ。DMやカタログ類を玄関先に置くなり小包の封を切り「私が、はじめてあしなが蜂の青むし狩りに出会ったのは、京都市郊外の、とあるきゃべつ畑でした」という書き出しではじまるエッセイを数ページ読む。あっ!となる不思議な感動をおぼえた。

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「あしなが蜂と暮らした夏」は、図書館から借り出している埴沙萠さんの「足元の小宇宙」や絵本類を読み終えた後、じっくり読むべき内容だと思い直し、書棚に入れた。

82歳の植物写真家のエッセイと90歳の絵本画家が書下ろしたエッセイ、面白そうな内容にワクワクしている。

私にも、あしなが蜂の女王蜂が巣作りを初め、第一陣の働き蜂が生まれ、次々と巣が拡張される様子、ある日なにかの理由で巣が放棄される、そんな様子を撮ったものがある。今にして思えばもっと真面目に撮っておけばよかったと言うほどの撮り方だが。