ブッドレアに来たアゲハ

正午のニュースで、京都はところによっては命に関わる危険な暑さ39度が予想されると報じられていた。湖西地方でもこれに準ずる暑さだろう。エアコンを効かせてセシル・スコット・フォレスターホーンブロワー・シリーズ「トルコ沖の砲煙」を読んでいて、ふと眼を上げた時、窓の外にアゲハ来ているのを見つけ急いで75-300mm+EOS7Dを持ち出した。

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庭のブッドレアも連日の猛暑に傷めつけられているのだ、僅かばかりの花を付けているだけだ。吸蜜する花の少ないこの時季では半ば以上乾きかけたようなこの花もいのちの助けになるのだろう。

ファインダーを覗いていたのはほんの一刻だったが老躯には暑さが堪えるのだ、じわっと汗が出て来るのを感じ部屋に戻った。

小さな谷間の畑の藪蔭になる草むらでは例年たくさんのキリギリスを見かけるのだ、そんな草むらへキリギリスを撮りに行きたいが、起伏のある行程と暑さの事を考えると実行できそうにないのだ、寂しさを感じる。