梅雨明けと同時に強烈な陽射しが降り注ぐ、完全な真夏日だ。夕方近くなってからほんの一刻ITOUさんの菜園へ行く。ボケ防止のための課題、一日一虫だ。インゲンの蔓を支える竹の支柱にウチワヤンマがいるのを見つけ1ショット。光を探してウチワヤンマの周囲を廻りたいが、インゲンの棚や畝の周りを這う冬瓜の蔓に阻まれ動きが執れずだ。
冬瓜の花にはクマバチが吸蜜に来ていた。
菜園では、ショウリョウバッタ、マメコガネ、ツマグロヒョウモン、ヤマトシジミ、イチモンジセセリ、アシナガバチ、ムシヒキアブ、などを見た。
炎天下の一日、外出はほんの一刻、冷房の効いた部屋で半ば呆け暮らしだ。トンボ撮りに湖畔の湿田へ出掛けたいが出そびれている。老いの行動範囲は時間の経過とともに狭くなっているのだ。ハッチョウトンボを撮りに湖北の山門湿原まで何度も出掛けた頃が懐かしく思い出される、今や湖北が遠くなっているのだ。