トビとカモメ

フランスパンの一切れを持っていつもの小さな漁港へ行く。
カモの仲間やオオバンが、パン屑にどんな反応するのか見てみたかったのだ。
港内には生憎とカイツブリオオバンカルガモが合わせて数羽いるのみだった。
持参のパンを細かくして沈船の船腹の上に撒く、カモたちがこの沈船の上によく休みに来るのだ。
暫く見ていたがカルガモオオバンの反応は全く無い、カモたちの代わりにトビが来た。
トビがパン屑を取りに舞い降りると間なしにどこからかカモメの小集団も飛来する。
カモメとトビのバトルも見られた。

車に積んでいる三脚か一脚をを持ち出していればよかったが失念している、おかげでピントの悪いものばかり。
急降下してくるカモメのエサ取りはピンぼけの山、満足できるものが一枚もないのだ、悲しくなる。
重い望遠ズームを手持ちで振り回すのは老躯には無理だった。
準備を整えて再挑戦だ。