白菜を啄むヒヨドリ

小さな谷間の畑で白菜を啄むヒヨドリを見た。
熟柿やイチジクの実、木の実を啄んでいるヒヨドリをしばしば見掛けることはあったが、白菜を啄んでいるのを見たのは今回が初めてだった。

そう言えばこの時季、木の実はほとんど無くなっているのだ。
我が家の玄関先のシロダモの実もナンテンの実も見事に無くなっている。
玄関先から聞こえていたヒヨドリムクドリの鳴き声を聞かなくなって、一週間近くになる。
鳥には空腹の続く時季になっているに違いない。

眼の前のヒヨドリも余程の空腹だったのだろうか、何度も何度も白菜を啄んでいる。
三脚持参だったので150-600mmを装着した7D・Mark2を載せ、ヒヨドリの食事を暫くの間眺めていた。


ヒヨドリの食事風景を眺めていて、写真仲間のTさんに教えてもらったケーキ屋さん ”パレット”の焼き菓子のことを思い出す。
何度か買い求めたことがあるサブレやパイが美味かったのだ、妙に食いたくなっていた。