カボチャの花とアミメアリ

午後からITOU昆虫園に行く。
ITOUさんの菜園をいつの頃からかITOU昆虫園と称して、虫撮りのフィールドにしているのだ。

カボチャの花に沢山のアミメアリが来ているのを見付ける。

カボチャの花の蜜や花粉を目的にやって来ているのだろうか。
クロアリなどが単独でこの花に来ているのはよく見かけるが、アミメアリが集団でやって来ているのをみるのはこれが初めてだ。
カボチャの花にクロマルハナバチが頭を突っ込んでいるのもしばしば見かける、ということは美味い蜜なんだろうか。
一度舐めてみなくてはなるまい。

すぐ近くのカボチャの花にはハムシが、葉の上にはツチバッタの仲間もいた。

隣の畝のコマツナにはナガメ(カメムシ目 カメムシ科)がいた。
 



コイツはダイコン、コマツナ、白菜などで年2回発生し、葉に口吻を突き立てて汁を吸う害虫だ。
これからが活動の最盛期を迎えるようだから菜園に被害が広がらなければいいのだが。

ナガメが汁を吸うと葉っぱに白い痕跡が残る。
この食痕のあるものも食べられるというがどこか気味が悪い気がする。

菜園ではこの他、イチモンジセセリ、モンシロチョウ、ヤマトシジミの交尾、ベニシジミフタモンアシナガバチの採餌行動、カマキリの幼体等を見かけた。





ナガメ