オオチャバネセセリ

午後から天気が崩れるという予報だったので10時前ITOU昆虫園に行く。
昨日は見かけなかったオオチャバネセセリが2頭、ランタナの花にいた。

6月頃から出現するオオチャバネセセリ(チョウ目 セセリチョウ科)は、これから秋にかけて個体数を増やしていくが、最近ではイチモンジセセリほどの数を見なくなった。
ITOU昆虫園でも見かけることが少なくなっているのだ。

里山の手入れが行き届かずに荒れ放題の状態になったり、雑木林そのものが減少したりと、このオオチャネセセリチョウの生息環境が随分と悪化しているようだから、個体数を減らしているのも当然かもしれない。

ムモントックリバチが巣作りのための土採りに来ていた。

使用カメラはEos 5D-2 macro EF100mm にツインストロボMT-24EXを装着している。
コイツを結構重く感じるようになり、手ブレ防止の為の一脚を常用することが多くなっているのだ。
動きの速い虫を追いかけるには不便この上もない仕様だ。

一つ畦向こうで採土しているムモントックリバチを見つけるが、一脚が邪魔して1ショット撮るのがやっとだった。
一脚など使用せずに3Kg近い望遠レンズを振り回していた頃を思い出すと、腕力や足腰の衰えた今の姿が悲しくなる。

菜園にはこの他ツマグロヒョウモン、ムシヒキアブの仲間、キリギリス、ショウリョウバッタの幼体等もいた。

カボチャの花を丹念に見て廻ったが、昨日のようなアミメアリの集団行動は見られなかった。
アミメアリそのものが姿を消している。