コシアキトンボ

朝から真夏日を感じさせる陽の輝きだ。
湖面を吹き渡ってくる風があるから暑さも何とか凌げている。

小さな谷間の畑の隅にあるキューイの蔓にいるコシアキトンボを見付けた。
腹部が黄色いところからみるに、羽化してからまだあまり時間が経過していないようだ。

この小さな谷間の周辺ではコシアキトンボのヤゴが生息出来るような川や池などは思い当たらないのだ。
未成熟なコシアキトンボは何処から此処に飛来してきたのだろうか。

昨年ITOUさんの菜園でモノサシイトトンボを見付けた時も何処からやって来たのだろうかと思ったりしていた。

これらのトンボたちは羽化して飛び立ってからその一生を終えるまでに、どれくらいの行動範囲や飛行距離を持つのだろうか。
風に乗って遠くまで旅してゆくそんなトンボのことを想像していた。



買い物に出掛ける途中で車載温度計を見ると36cを表示していた。
この暑さに夕食のメニューを当初考えていたものから変更することにした。
冷製パスタが喰いたいと思い始める。


買い物は、生ハム、モッツァレラチーズドライトマト、新鮮で硬めのトマト、ベビーリーフ。


ニンニクとドライトマトを微塵切りにしてオリーブオイルで炒め、これに湯むきをして1cm角に切ったトマトを炒め合わせるつもりだったから、新鮮で硬めのトマトが欲しかったが入手出来ずだった。
このソースをレモンとクレージーソルトで少し濃いめの味に調整し、氷水でしめたパスタに絡める。

あれが喰いたいこれが喰いたい、そんな食欲が未だ健在だ。
明日は京都へ出掛ける日だ、講座の後のランチが楽しみになっている。
老兵も食欲が健在な限りボケずに過ごせそうだ。