不作の一日

写真仲間と湖南三山へ行ってきたが、今日は不作の一日だった。
最初の常楽寺で紅葉を眼にした途端に戦意喪失だ。
もみじ葉には鮮やかな色あいは無く、遠目に撮れば何とかなりそうだったが、光も背景も撮りたい気分には程遠い。汚れのない比較的新鮮なもみじ葉を探したが食欲をそそるものではなかった。
長寿寺でも善水寺でも全く同じだった。
一週間早ければ紅葉も綺麗だったかもしれないそんな様子だった。


普段の撮影行だったらお気に入りを残すために不要なものを削除するのが大変なほどシャッターを押しているが、今回は僅かな枚数しか撮っていない。

それからお昼の食事を長寿寺の近くのもりの駅でとったがこれが又酷かったのだ。
えびピラフを注文したが、おいおいこれがピラフなの、という感じのピラフ。
塩味のないベタベタの作りおきしておいたようなピラフ、はじめての経験だ。
二口ほど食べてスプーンを置いた。お蔭で空腹の状態でイライラしていたのではファインダーを覗く気も起きない。
「湖南三山 さんざんだったよ」駄洒落にカミサン苦笑い。
不作の一日だった。