無愛想なヤツ

琵琶湖はカワウの有数の生息地だという。今朝もV字型の編隊を組んだカワウの集団が西へ向かって飛んで行った。小さな編隊は10数羽大きくなると5-60羽、次から次へとやってくるのだ。目的地は何処なんだろうか。夕方になると太陽を背にして再び琵琶湖へ帰って来るのだろうか。

そんなカワウの編隊飛行から眼を落とした時、遠くの草むらの外れに黒い点を見つけ田んぼ道を急ぐ。撮影の間合いに近づくとヤツはさっさと草むらに姿を隠すのだ。なんとも無愛想なヤツだ。

愛想の悪いのも近くで草刈りが行われているからだろう。草刈りの音がうるさいと機嫌も悪くなるわな。今日は草刈り日和なんだろうか、あちこち合わせて5人ほどの草刈り人がいる。

無愛想なヤツを見限ってヒバリを狙うことにした。

無愛想なキジと違って田んぼ道や草むらにいたヒバリは機嫌よく老爺に付き合ってくれた。240ショットほどの枚数だった。残念ながら揚げヒバリは空振りだった。次回の揚げヒバリ撮りには外付けの照準器(olynpusDOTSIGHT EE-1)を忘れずに持参しなくてはなるまい。

今日はまずはいい一日だった。