寄生蜂の仲間だろうか

先日ナミテントウ(二紋型)の交尾体を撮ったカラスノエンドウの生茂る斜面とその上の畑は、見事に刈り払われ綺麗に清掃されていた。
何とも寂しくなる。
このカラスノエンドウの葎ではソラマメヒゲナガアブラムシのコロニーが見られた。
そんなことからもアブラムシを捕食するテントウムシが撮れるのではと期待していたのだ。
自分の畑だったら全て刈り取ってしまわずに一部は虫撮り用に残しておいただろうに....。
新しいコロニーを探す以外に捕食シーンは撮れませんよ、老躯に言い聞かせて予定外の遠方まで歩く。
お陰でソラマメヒゲナガアブラムシの大きなコロニーを見付けた。
足場は悪いが畑の斜面に大きなコロニーが幾つも点在しているのだ。

その上珍しいシーンを見ることが出来たのだ。
黒い腹部に黄色い帯紋を持つ小さなハチがコロニーの上を飛び回り、コロニーに下りると体を丸めて針をアブラムシに突き刺しているように見える動作をしているのだ。

最初はハチがソラマメヒゲナガアブラムシを喰っているのではと思っていたが、よくよく見ていると針(産卵管)を出しているように見える。


小さな小さなソラマメヒゲナガアブラムシにこれも小さなハチが卵を産み付ける、何と言う種の寄生蜂なんだろうか。
Webの図鑑で寄生蜂や狩りバチの仲間を調べてみたが確と同定は出来ないでいる。
寄生蜂の仲間・マダラヒメバチらしくも見えるが、?だ。

遠くまで歩いた所為で左腰が痛くなっている。それでも好天好日だった。

* 買い物からの帰り道、田拵えの水田の中で赤いトラクターとその後ろを追いかけるコサギを見た、欲しいと思い描いていた光景だった。
明日は長いヤツも持ち出そう。