陽気に誘われて

陽気に誘われて近くの畑や雑木林に虫探しに出掛けた。
今日は眼の痒みも収まっているので結構長い時間歩き廻ったが収獲はゼロだった。
かろうじてカラスノエンドウの花にいたハエの仲間を見ただけだ。

カラスノエンドウの花が放棄された棚田に溢れるように花開く時季を迎えると、そこにアブラムシのコロニーが出来たり、これを目当てにテントウムシが採餌にやって来るのだ。
それにアブラムシの用心棒代わりになる黒アリもやって来る。
そんな陽気が待ち遠しい。

雑木林の中ではウグイスの鳴き声を今年初めて聞く。
鳴き声に耳をすませていると、二羽居るように聞こえる。
一つは軽やかな囀り、一つは未だ練習不足のような鳴き声なのだ。
残念ながらその姿は見付けられずだった。

ワラビを少しばかり摘んで帰る。