算数パズル

書棚を整理していて、第68・69代内閣総理大臣だった大平正芳の国会演説や講演会録を蒐めた書籍「風塵雑俎」(非売品・昭和52年刊)を見つけた。
どんな経緯でこの本を手に入れたのか思い出せないが、読み応えのある内容だったと記憶している。
普段だったらこの本のタイトルをを眼にしても書棚から取り出すことは無かっただろうが、丁度今
民主党の代表選立候補者が取り沙汰されていることもあって手にした。

大平さんはその答弁の仕方や風貌から、アーウー宰相とか讃岐の鈍牛とかと呼ばれていたが、非常に大きな人だったと思う。それに比べて民主党の総理、総理候補者のなんと小さいことか。

「風塵雑俎」に、しおり替わりの自分の名刺を挟んであるが3分の1も読んでいない。
この名刺の栞と一緒に、算数パズルのメモが挟まれていた。
東京出張の折の新幹線で時間つぶしに算数パズルをよく解いていたから、思うにこの「風塵雑俎」は新幹線の中で読んでいたものだろう。
この機会に改めて読み直さなければならないし、解きかけのパズルもやり遂げなければならない。

ちなみにパズルはつぎの式だ。
T O K Y O - K Y O T O = O S A K A
一つの文字に一つの数字を入れて答えをだすのだ。
昔は結構早いスピードで解けたが現在の老兵にはどれくらいの時間が必要だろうか。