熟柿に来ていたウラギンシジミたち

小さな谷間の畑の斜面には何種類かの柿の木がある。どの木も長い間剪定など手入れされたこともない老木ばかり。しかも、干し柿や合わせ柿にしなければ食べられない渋柿の仲間なのだ。一手間掛けて干し柿にすることも無いのだろう、熟した柿の実はヒヨドリなどに啄まれたり虫たちの吸蜜の場所になっている。

熟柿に、ウラギンシジミ、コガタスズメバチアシナガバチ、キタテハ、クロアリなどが来ていた。

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柿の木ではモズやヒヨドリも見掛けたが撮れたのはヒヨドリ、次回来る時は150-600mmも持ち出さえねばなるまい。

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アオスジアゲハ蛹化の準備

玄関ドアノブの横でアオスジアゲハの幼虫が蛹化の準備をしているが、少し様子が変わった。イモムシの形からサナギの形になり始めているのだ。サナギの形になり始めている外皮のその中では、どんな変化が進行しつつあるのだろうか。今朝早くに見た時よりも夕刻の方が随分と丸々となっている。

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旧い友人のKから個展を開催する旨の案内状をもらった。今回はいつもの油絵ではなく水彩画での個展のようだ。

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拝見に行きたいが会場が愛媛県松山城の近く、2・3年前だったら名神高速・淡路島鳴門自動車道・高松自動車道とぶっ飛ばしただろうに、今では如何せん遠くなっているのだ。今もなお彩筆を握っているという老画家に逢ってみたいと思うものの叶わずだ。

 

Amazonに注文しておいた本「クモのイト」が届いた。電子書籍以外の本は購入しないことにしているのだが、一昨日の京都新聞の記事を見ていて面白そうだと思いつい手を出してしまったのだ。電子書籍だったらタブレット一個の処分で済むが、4本の書棚の処分は相当の重量になる。今以って捨てきれずにいるのだ。

 

アオスジアゲハの終齢幼虫 蛹化の準備

台風19号は河川の決壊・氾濫47河川、死者65人行方不明者15人という大きな爪痕を19都県に残して去った。琵琶湖西岸の我が家では横殴りの雨風が吹き荒れたが幸いにも被害は無かった。

買い物に出かける折、玄関のドアにアオスジアゲハの終齢幼虫がいるのを見つける。吹き荒れた風雨を何処でやり過ごして玄関のドアまでやって来たのだろうか。

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買い物から帰って見た時には、コヤツはドアのノブ近くまで移動して蛹化の体勢に入っていた。

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先日、門扉の近くで見つけたアオスジアゲハの終齢幼虫を飼育箱に取り込んでいることもあり、玄関ドアのコヤツはこのままにしておいて様子を見ることにした。玄関先は比良颪が吹き荒れると、まともに寒風が叩きつけてくる場所、自らが吐き出した極細の糸1本でドアにぶら下がっているコヤツはどんな結果になるのだろうか、これからの推移が楽しだ。

階段の上の木蔦の花が咲き始めた。例年のようにコガタスズメバチが花にやって来る。多い時には10匹近くのコガタスズメバチがやって来るのだ。

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階段を上り下りする時コヤツらと鉢合わせしそうになるのだ、新聞配達の人や郵便屋さんなどに万一の事があれば大変だから木蔦の花を切り落としたら、とカミサンに睨まれている。夕方ハチのいないのを見計らって作業をやらなくてはなるまい。

柚子の葉の上でネコハエトリを見る。

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ルリタテハ羽化する

外出から帰った時、書斎の南側の窓にルリタテハがいるのを見つける。

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9月25日の夕刻、玄関先のタカサゴユリで蛹化したルリタテハのサナギを2個書斎に持ち込んでいた。ソヤツが今朝羽化したようだ。

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数ショットした後、窓を開け逃してやる。ルリタテハは成虫で越冬するが、書斎の窓から飛び立って行ったコヤツも条件に恵まれれば越冬して来春を迎えるのだろうか。ルリタテハの成虫の寿命はどれくらいなんだろうか。比良山麓の雑木林や農事小屋の壁の陽だまりで、早春のルリタテハを何度か見掛けたことがある。ソヤツらも10月のこの時期頃に羽化したヤツだろうか。それとももっと遅くに羽化したヤツなんだろうか。見掛けた早春のルリタテハは翅がボロボロだった、厳冬の比良山麓でどんなふうにして冬を過ごしたのだろうか。いろんなことを想像していた。

コサギの獲物

図書館からの帰り道、爽やかな陽射しだったので小半時和邇川の土手道を歩く。今日は不思議とチュウサギたちの姿が少ないのだ。川中にも周囲の稲刈り後の田んぼにも集団の姿が見当たらないのだ。

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コサギがウグイらしい魚を捕食するのを1ショット。

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手持ちのEOS7D+150-600mmを重く感じ始めたので帰途につく。

 

図書館から借りだしたのは「ケルト神話伝説物語」、手にしてパラパラッとめくった時眼にした写真や挿絵が面白かったので借りたのだ。

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ツチイナゴ

JR湖西線和邇駅近くのガード下の草むらに潜り込んでいて、ツチイナゴの飛び出しが結構多いのに驚く。ススキの上のツチイナゴにレンズを向けていて、昆虫食に造詣の深かったHさんのことを思い出していた。草むらのツチイナゴを捕まえてHさんに届ければどんな顔をするだろうか。「イナゴの仲間は秋の味覚の最大のものだよ。天ぷらにして一献どうだ」にこにこ笑いながら話しかけてくるHさんの顔を想像していた。そんなHさんも故人になって10数年が経つ。

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今日は鳥撮りの収穫は無かった。