啄まれた柿の実

昨年のこの時季、ほぼ毎日のように150-600mmなどを持って鳥撮りに出掛けていた、今年はその回数が極端に少なくなっている。
左腰に痛みがあるのも一因だがそれ以上に撮りたいという意欲が減退し始めているのだ。
出不精になりいろんなことが億劫になる、これも老いの進みが足早になっている所為でしょうか。

終日雨降り止まず、雨の日の日課の撮り溜めているファイルの整理、これも集中力が欠け捗らない。
そんな中で、鳥に啄まれた柿の実の1ショットを見付ける。

散歩の折に決まって見上げていた柿の実、旧い在所の家の玄関横にある柿の老木の実だ。
以前は時期になると採取されていたようだがいつの頃からかもぎ取られることもなく、鳥の啄むままになっていることが多かった
ヒヨドリムクドリがよく来ていたし、時にはスズメが啄みに来ているのを見たこともある。
熟して半ば腐りかけている実にウラギンシジミが口吻を突き刺しているのを見たこともあった。
格好の鳥撮りの場所なのだが立ち位置によっては家の中を覗き込むという状態になるのだ。
そんなこともあって長いヤツを持出してそこへ行くことはなかった。

啄まれた柿の実、今も冷たい雨に打たれているのだろか、それとも鳥に食べられてしまっただろうか。

湖北 山本山長浜市湖北町)にオオワシが飛来したという新聞記事を見る。
湖北への道は遠くなっているが一度は見に行きたいものだ。