耕作放棄された畑のヤブカラシにアオスジアゲハが来ていた。
直ぐ近くの彼岸花にはキアゲハの姿も見えるのだ。
撮りたい一心で草の土手を滑り降りた。
キツネノマゴでの吸蜜
アオスジアゲハやキアゲハの吸蜜行動を見ていて、訪れる花の違いに気付く。
彼岸花の周りには沢山のキツネノマゴが生えている。
キアゲハは彼岸花で吸蜜、アオスジアゲハは小さな花を付けたキツネノマゴでの吸蜜。
暫く見ていたが、キアゲハがキツネノマゴで、アオスジアゲハが彼岸花で吸蜜することは一度もなかった。
チョウやガの食草はそれぞれ特定されている。
吸蜜する花にも特定の好みがあるのだろうか。
チョウたちの口吻の違いによって花の種類が異なるのだろうか。
蝶の図鑑やイモムシの図鑑などを見ると食草（食樹）のことは必ず記載されているが、花の種類が載せられたものを見た記憶が無い。
