啓蟄の日にふさわしくポカポカ陽気だ。
啓蟄の日と言うことで、二月の初めに届けられた旧い知人Mさんのメールを思い出していた。
それには「昔は立春が一年の始まりと言ったが、虫撮りの貴兄は啓蟄の日が一年の始まりですかね」と書き込まれていたのだ。
Mさんに言われたように本気で今日を一年の起点にしなさいよ、と自分に言い聞かせている。
しかしもう一人の老爺は三日坊主ですよと囁いている。
残り時間は少ないのだ、虫撮りと料理と読書、やれるだけやってみなくては。
やりたいことがいっぱいある、日暮れてなお道遠い、そんな感じだが。
「父という余分なもの・サルに探る文明の起源」山極寿一著(新潮文庫)やっと読み終えた。
非常に面白かった。
娘が酒粕を届けてくれた。レシピを考える楽しみが出来、嬉しくなる。