庭先のブッドレアが咲き初めた。ノウゼンカズラもたくさんのつぼみを付けている。今朝、ブッドレアにチョウたちが来ているのを初めてみた。吸蜜に来ていたのは、ナミアゲハ、ツマグロヒョウモンのオスとメス、それにイチモンジセセリ。
ブッドレアは別名「バタフライブッシュ」とも呼ばれ、この小さな花びらが集まる円錐形の花穂は甘い香りがする。この香りに誘われてチョウの仲間やハチの仲間が来るのだ。それに花の盛りを過ぎ枯れかかったヤツを摘み取っておくと次の花が大きくなり、次から次へと花を咲かせてくれるから、長い間チョウたちがやって来るのがたのしめるのだ。
カラスアゲハなどの黒いヤツやツバメシジミなどシジミチョウの仲間、ダイミョウセセリなどが来てくれれば幸せなんだが。こんなことを考えていて、カミサンを誘い出し、国東半島の沖合にある姫島へ、スナビキソウに来るアサギマダラを撮りに行った時のことを思い出していた。アサギマダラの群舞をもう一度見たいとカミサンは言っていたが、もう出掛けることが出来なくなっている。我も老いカミサンも老い、自然の摂理とは言えなんとも寂しい限りだ。