小さな小さなカタツムリ

庭に咲いていた藪椿を一枝切り取り一輪挿しに挿していて、小さな小さなカタツムリが葉っぱの裏にいるのを見つける。殻の大きさが2mmほどの孵化して間もない幼体だ。随分長い間虫撮りをしているが初めて見るヤツだった。

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見つけた時は葉裏にくっついていて動かなかったが、指先でちょんちょんと殻に触れてみるとしばらくして顔を出した。

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土の中に産み付けられた卵から孵化したコヤツが、椿の高みの葉裏に来ているのだ。小さな小さなカタツムリがこの高みまで這い登って来るのにどれほどの時間を要したのだろうか。

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椿の葉裏にはこれもまた体長2mmほどの黒色のクモがいた。極小のクモはあっという間にいなくなり、撮ることはできずだったが。

今日から4月、虫撮りのシーズンが本格的に始まる。キジを追いかけると同時に虫探しにも頑張らなくてはなるまい。