路肩に車を停めた時、遠くの田圃からこちらにやって来る黒いヤツを見つける。キジだ。今年の初見なので嬉しくなり急いでEOS7Dに150-600mmをセットした。ヤツはトラクタが入ってきれいに耕された田圃の中で何かを啄みながら向かってくるのだ。
ヤツは人馴れしているのか私のすぐ目の前の溝を飛び越え、私の方を暫く眺めていた。
そして堂々と道路を横切って行く。
ゆっくりと道を横切リ土橋を渡り川の土手の草むらに姿を消していった。
個体識別出来るように足にリングでもついていれば、コヤツはどれだけの縄張りで行動しているのか、どんな繁殖相手を持っているのか、どんな子育てをするのか、いろいろと見られるだろうに、そんな事を考えながらファインダーを覗いていた。
耕作放棄地を含めたフィールドには、昨年は3組のキジのペアがいた。春がたけなわになってくると母衣打ちも雄叫びも見られるだろう。今季も子連れの夫婦を見たいものだ。
今日もムクドリの小集団があちこちにいた。飛翔体を狙う。
本日好天 まずは無事だった。