皇帝ダリアと赤トンボ

段々畑に在る菜園の一角で皇帝ダリアを見付け草の斜面を上る。1m足らずのさほど急勾配でもない斜面なのに一息で上りきれず、2度ほど滑り落ちる。

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近づいて皇帝ダリアを見上げていて、赤トンボが花に止まっているのを見付けた。10月の終わり頃までは柿の木の枝先などにアキアカネが点々と止まっているのを見掛けたが、11月に入ってからはその姿を見ることが無かった。それだけに見付けた時おおっ!という思いがした。今日は二十四節気の一つの立冬の日だ、見上げている赤トンボは今季最後のトンボになるだろうなと思いながらシャッターを切る。

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長い午睡の後、予約しておいた本が準備できましたというメールを見て図書館へ行く。6月の終わり頃に予約しておいたのだが、新刊本だったこともあり先約の人が多く順番待ちになっていたのだ。

「日本発酵紀行」小倉ヒラク著 (出版 D&REPATOMENT PROJECT)

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目次を眺めていると賞味してみたいものがいくつもある。数年早くこの本を手にしていればカミサンを誘い出して現地へ向け車をぶっ飛ばしただろうに、秋田・八森のしょっつる、ハタハタのいずしなどは今では夢のまた夢になっている。岡山・日生のママカリずし、鳥取・智頭の柿の葉ずし、佐賀・呼子の松浦づけ これらも食ってみたいものだ、Webで探してみるか。

 

16年間所属していた写真クラブを退会することにした。届けを出す。