ツマグロヒョウモンの幼虫

昼過ぎ図書館へ行った折、玄関前の焼けつくような石畳の上にいるツマグロヒョウモンの幼虫を見つける。車載温度計は33度を示していたから日陰のない石畳の上は焦熱地獄になっているだろうに、ツマグロヒョウモンの幼虫が這っているのだ。驚きだった。コヤツは何処から来て何処へ行くのだろうか。周囲を見渡した限りではツマグロヒョウモンの卵が幼虫になったと思われる場所は見当たらないのだ。パンジーなどが植えられたプランターでもあればツマグロヒョウモンの幼虫がいることにも納得できるのだが、それらしきものも無いのだ。

孫娘のところの庭に三色スミレがあるのを思い出し幼虫を持ち帰った。明日にでも食草のスミレに放してやろう。

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小倉ヒラク著「日本発酵紀行」を予約しているのだが予約の順番待ちが多く随分先になるとのことだったので、「発酵食の歴史」マリー=クレール・フレデリック著 吉田春美訳 原書房 を借りて帰る。書架で見つけた塩野七海の「逆襲される文明」「ローマの街角から」と「季語を知る」片山由美子著も併せて借りだした。

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昨日の案山子の事から俳句2句

 案山子かと見れば人なり稲熟る    日野 草城

 耳遠く目のかすみたる案山子かな   飯田 蛇笏