何を獲っているのだろうか

午前6時過ぎ書斎のカーテンを開けた時、朱色に染まった湖面に漁り船が1艘いるのを見かけ、長いヤツを取り出して窓の外に突き出した。

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何を獲っているのだろうか、漁り船は停止して作業を行っているようだ。

パソコンに取り込んで拡大してみると、船の周りには10数羽の鳥が飛び交っているのが分かる、それなりの水揚げがあるようだ。

漁船の周囲を鳥が飛び交う光景から、日本風景写真協会兵庫第1支部のメンバーだった知人のNさん(故人)が淡路島で撮っていた1枚の写真を思い出す。

いかなご漁を終え白波を蹴立て全速力で港に帰る漁船、それを追いかけるたくさんのカモメの群舞、それを見事な構図で切り撮っていたのだ。

Nさんが晩年どんなデジカメを使っていたのか記憶にはないが、フイルム時代はマミヤのRB67や645等の中判機がメインだったことを覚えている。

Nさんは淡路島では雨上がりの早朝の水仙畑も撮っていた、そんなNさんももういないのだ、寂しいかぎりだ。

淡路島のいかなご漁はこれからが最盛期、訪ねてみたいものだ。