クマゼミ羽化に失敗

今日は祇園祭前祭の山鉾巡行の日、猛暑の中での挙行だ、その暑さが思いやられる。
炎暑の下の祭りを見に行く体力も失せているのでTV中継を録画しておいて見ることにする。

買い物に行こうと階段を降りていて、クマゼミが羽化に失敗している姿を見つけた。
羽化する場所を探していて木の枝などを掴み損ねて落ち、落ちた状態のままで羽化が始まった為に上手く翅を伸ばし切ることが出来なかったのだ。
1ショットした後そのままにしておいて買い物に行く。

買い物から帰って覗き込んでみると、シワアリの小集団が来ていた。
シワアリはどんなふうにしてこの獲物を見つけたのだろうか。
最初の1ショットの時にはアリの姿は無かったのだ。
獲物のニオイを嗅ぎつけたてやって来たのだろうか。
仲間に獲物の場所を伝達する何らかのコミュニケーションの手段を持っているのだろうか、などといろんなことを想像していた。


クマゼミに群がる小さなアリの群れ、巨大なマンモスに群がる狩人を思い描く。


小さなアリの集団にとっては巨大すぎる獲物だ、どんなふうに処分するのだろうか、この後の様子が楽しみだ。