ルリタテハの終齢幼虫とキアシナガバチ

庭のオニユリにいたルリタテハの終齢幼虫を一昨昨日見た時は5匹だったが、今日は2匹しか見当たらない、鳥などに食われたのだろうか、それともサナギになる場所を探して移動していったのだろうか。

オニユリの葉裏に残っている2匹を飼育箱に取り入れるかどうか思案しながら眺めていると、突然、キアシナガバチが現れる。
アシナガバチは幼虫に食べさせるために昆虫やクモなどの肉を噛みとり肉団子にして巣に持ち帰る肉食性のハチなのだ。

ルリタテハの幼虫の体を食い千切るようにも一瞬見えたが(期待していたが)噛じり取っていくことはなかった。

アシナガバチの行動に刺激されて身を丸めたルリタテハの終齢幼虫は、ツバメシジミを撮った後見たときも体を丸めていた。
かなり長い間体を丸めていたのだ、ハチの刺激がきつかったのだろうか。

ツバメシジミ


6月3日、近江神宮流鏑馬神事が奉納される日だ。
写真仲間のTANAKAさんはこれを撮りに行くと言っていたが、お気にいりの1枚が撮れただろうか、拝見するのが楽しみだ。

祭りを追いかけて遠方まで出掛けていたのはもう随分昔のことだ、自分にはあの頃のような行動力は今はもうない、寂しい限りだ。

真夏日のような暑さだったがまずは呆けずに済んだ、好日としよう。