カタツムリ

玄関先のシロダモの木にカタツムリがいるのを見付け、100mmマクロを持ち出した。
マクロレンズ被写界深度が浅く、どうやってみてもカタツムリ全体にピントがこないのだ。
深度合成の十分な知識があればそれなりの枚数を撮っただろうが、不満足な一枚で我慢する。

100mmマクロを手にしていて、50mmマクロで撮ったら状況は少し違っただろうか、EF28-70mmのマクロ機能の広角側で撮りトリミングしたら、等といろんなことを考えていた。

思い返してみるに、虫撮りの折、100mmマクロや180mmマクロの使用頻度は高いが、50mmマクロやEF28-70mmのマクロ機能はほとんど使用していないのだ。
超望遠も10-17mmフィッシュアイも時に応じて使える柔軟性がないと本当にボケますよ。
昔のフイルム時代と違っていろんな試行錯誤をやってもお金はかからないし、データは抹消すれば終わりなんですから、いろいろやりなさいよ。
老躯に言い聞かせていた。