コカマキリ

伊勢志摩への旅の折、伊勢神宮・外宮を参詣した。
伊勢神宮・内宮へは何度かお参りしたことがあるが外宮は今回が初めてだった。

参拝した後、南御門板垣の上に小さなカマキリがいるのを見付ける。


板垣の高みにいたのと光の関係でカマキリの種類は確と判別は出来なかったが、冷たい風が吹く初冬の頃でも見られることやその大きさから、コカマキリではと推測していた。

外宮の神様・穀物神(豊受大神)と稲の害虫イナゴ類を捕食するカマキリ。
神域を守る板垣の上でカマキリを見付けいろんなことを想像しながらファインダーを覗いていた。

巨木に囲まれたこの神域にはどんな虫たちがいるのだろうか。
真夏にはセミの声なども聞けるのだろうか。
神様のお住まいの森にチョウなどいたら絵になるだろうな。
主神は穀物神なんだからトンボ(秋津)はいるかもしれない。

苔生す風の宮の屋根にアカトンボがいたらどんな切り撮りがいいだろうか。
アカトンボの群舞などがあったら絵になるだろうな。

虫撮りの性、神域を歩きながら虫のことを考えていた。