青い刻・赤い刻

喉の渇きで目覚め、書斎のカーテンを開けると青い光景が広がっていた。
時刻は午前5時9分、デスクの上のコンデジを手摺に押し付けて撮る。

三脚を用意して撮りたいところだがそれもななずだった。
遅い就寝だったから、渇きの水を飲んでも眠気が去らないのだ。
寝ぼけ眼で3カットほど撮った後直ぐ寝てしまった。
書斎からと名づけたファイルにはかなりの枚数が貯まっているが、早朝のシーンのものはブレたものが多い。
これも半分寝ぼけ眼で撮っているからだろう。
朝焼けの光景は2年前のもの。