サトキマダラヒカゲ

朝露の降りた草叢の感触が味わいたくて、久しぶりの朝の散歩に出る。
素足にサンダル履き、草露の冷涼感が何とも言えず気持ち良かったから、ズボンの濡れることもお構いなく草叢を歩き廻った。
童子の戯れ遊び」そんな言葉を思い浮かべていた。

サトキマダラヒカゲ、ウラナミシジミ、コジャノメを見る。

散歩の途中、キリギリスとショウリョウバッタが並んで死んでいるのを見付けた。
いろんな虫たちの死を撮っているが、二つ並んだ骸は初めてだ。
どんな偶然が重なったのだろうか。

「・・・・盛者必衰の理をあらはす」だ。