卵嚢を守るササグモ

庭には5本程のオニユリが植わっており、その内の1株が咲き始めた。

このオニユリの葉裏にササグモが卵嚢を造っているのを見付けたのは3日前。
午後2時過ぎの雷鳴を伴った豪雨の後ササグモの様子を見にゆく。

いつもだったら近づいたりすると身を隠したり隣の葉っぱに飛び移るのだが、雨の中で卵を守っていた所為だろうか、かなり乱暴に葉っぱに触れてみても逃げ出すことがない。

子グモが孵化してくるまで卵嚢を抱え込むようにして守り続けるのだろうか。
これもいわゆる母性本能と言うやつなんだろうか。

カマキリやバッタ、キリギリス等の生まれたばかりと思われる幼体は何度も見ているが、クモ類の孵化したばかりの幼体は未だ見たことがない。
オニユリの葉の上でササグモの幼体が見られるだろうか、楽しみだ。