ゆず裏年

庭の柚子の木に小さな実がついている。
今年は裏年に当たるからぽつりぽつりという実のつき方だ。

昨年の秋にはポリバケツ5杯分も収穫出来たが今年はどれくらい採れるだろうか。

去年は余りにも沢山の実がついた所為だろう、柚子の木は半数近いと思われる青い小さな実を落果させていた。
この小さな実を拾い集め柚子風呂を一回楽しんだが、今年はそんな楽しみも味わえそうに無い。
花の時も摘花した花びらで少しだけだがジャムを試作した。
柑橘系の花固有の苦味を残したジャムだったがお気に入りに仕上がっていたのだ。
こんな楽しみも無しの初夏だ。

それでもただ一つだけ楽しみなのは、今年二月終わり頃の剪定の結果だろう、春枝が沢山伸びていて、この若枝を目当てにアゲハが産卵にやって来る回数が多くなっていることだ。



 ”「伝説」はなぜ生まれたか ”小松和彦著 角川学芸出版 を手に入れた。

虫撮りの合間に読んでいるものが数冊あるのに衝動買いしてしまったのだ。
悪い癖ですね、自責していた。
10年ほど前のような併読する力、速読する集中力は相当に劣化している。
それでも読みたいと思い始めると我慢出来ないのだ。

明日は書斎の大掃除と本の整理をやろう。