チョウの眠り

チョウが眠りにつく様子が見たくていつもより遅い夕方の散歩に出た。
それというのも、チョウは雨降りの時どんな状態でいるのだろうか、雨の当たらない木の葉裏などに身を隠すのだろうか、そんなことを先日の雨の日にふと思って以来、眠る姿のことも気になっていたのだ。

小さな谷間の畑やその土手でチョウたちを探す。

ネギ坊主の上でキタキチョウを見付ける。
眠りについているのだろうレンズを近づけても飛び立つことがなかった。

この後、少し薄暗くなり始めた土手の草叢で虫たちを探す。


ヤマトシジミとツバメシジミを撮る。


かなり乱暴な近づき方をしても飛び立つ気配は無かった。
何枚か撮った後指先でそっと触れてみると飛び立ったが、昼間のような敏捷な飛び方ではなく、すぐ近くの草の葉にとまる。

この場所がすぐ近くの菜園だったら明朝日の出前に眠りの様子を見に行きたいのだが。
老兵には起き出す自信がない。

チョウの眠りについてWebで調べてみたが眠りについてのそれらしい記事は見当たらずだった。
雨中のチョウだとかチョウの眠りだとか、妙なことが気になっている。