コカマキリの卵嚢

今日もカマキリの卵嚢を探していた。
昨年の秋以来カマキリの卵嚢を探しているのだが未だ見つからずだ。
空き地の草むらでも小さな谷間の畑でも我が家の庭先でもカマキリを色々と見ていた。
オオカマキリ、コカマキリ、チョウセンカマキリ、ハラビロカマキリ、ヒメカマキリ等だ。
それぞれの場所でかなり注意して探している、それなのに卵嚢を全く見つけ出せずにいるのだ。
カマキリの産卵にも多い年と少ない年などがあるのだろうか。

PUKUさんとの久しぶりの夕方の散歩をしていて、やっと一個のコカマキリの卵嚢を見付けた。

昨年の秋に産み付けられた卵嚢のようだ、コカマキリの孵化を観察するために我が家の庭先にきて貰いたいのだが、草木に産み付けられた卵嚢のように枝ごと切り取って持ち帰るわけにもいかず諦める。

PUKUさんと別れた後ITOUさんの菜園に入ってみた。
ITOU昆虫園と名付けているこの菜園は、春先から秋の終わり頃まで、絶好の虫撮りのフイールドになっている所なのだ。
斜面のタラの木の先端が芽出しの準備を始めていた。

昨年もこのタラの芽の成長具合を見て比良山麓の谷間へタラの芽を採りに行ったものだ。
このタラの木の成長を山菜探しの目安にしている、いわば基準木なのだ。