小さな命の終り

今朝も小さな命の終りを一つ見た。

同じクダマキモドキとは思えないが3日前は元気な姿だった。

これから暫くの間は注意深く見ていれば、道端や草むらでいろんな小さな命の終りを見ることだろう。

ITO昆虫園と称しているITOさんの菜園に午後から入る。
春先から夏の終りにかけてあれほど沢山の種類の虫たちがいたのに、今日はほとんど見ない。
一週間前にはいろんな虫たちが吸蜜に来ていたニラの花もゴーヤの花ももう残っていないし、ホウジャクが来ていたハナトラノオも花の勢いを失ってしまっている。

春先から夏の終わりにかけてこのITO昆虫園では本当にいろんな虫たちを見た。
クロアゲハ、キアゲハ、アカタテハ、キチョウ、ベニシジミヤマトシジミ、ウラギンシジミ、ツバメシジミ、モンシロチョウなどの蝶たち。オオスズメバチ、キイロスズメバチアシナガバチ、スズバチ、フタスジドロバチなどのハチ類。かまきり、かみきりむし、くさきり、
きりぎりす、つゆむし。バッタの類。イトトンボ、アカネ、ヤンマなどトンボの類。てんとう虫の仲間。ハムシの仲間。その他。
これらの小さな命も逝ってしまって、今は僅かに残されたものを見るだけだ。
コオロギの鳴き声は賑やかだが姿を見ることが出来ないでいる。
今日最後に見たのは体長5mm、触覚まで入れると1cmほどの小さな虫だ。
いろいろ調べたが名前は分からない。

明日はしばらく潜り込んでいないマキノの雑木林に行ってみよう。