昨日撮ったものからピックアップ。 バトルは終わるとその後は睨み合ったり、羽を膨らませて相手を威嚇するようにぐるぐる廻ったり、かと思うと並んであちこち移動していったり。 バトルが終わるとそれぞれの縄張りに戻るのだろう、右と左に分かれて戦いの場…
分厚い雲が広がっているが雲の隙間から薄日が射し始めたのを見て、雨上がりのフィールドへ行く。昼下がりの田んぼで思いもかけぬ素晴らしい光景に出会った。キジのバトルが撮れたのだ。総枚数708ショット。整理に時間を要するがとりあえずのバトルシーンをア…
4月に入るとキジの繁殖行動が本格的に始まる。ケーンケーンと甲高い啼き声上げ、豪快に羽をばたつかせるのはオスのディスプレイ。メスへのアピールであり、ライバルに対しての縄張り宣言だ。田んぼ道に入った時、キジの啼き声が聞こえる。ヤツだ。昨日見掛…
農作業をしている人にレンズを向けていた時、突然甲高いキジの啼き声を聞く。田んぼの土手を修復している人のすぐ後ろの雑木林の中からだ。 今季初めて聞くキジの啼き声、啼き声と母衣打ちは1セットの行動だ。母衣打ちを見たいと思い、キジの啼き声のした場…
今日も虫撮り機材一式を携えて小さな谷間の向うの段々畑へ行く。耕作放棄された菜園跡地ではカラスノエンドウが猛々しいという感じで繁茂し、その一角にソラマメヒゲナガアブラムシのコロニーが広がっているのだ。先日はこのコロニーでナナホシテントウ(成…
キジ撮りのフィールドへ行く途中、県道を悠々と渡っていくヤツを眼にし車を止めた。 50mほど手前からファインダーを覗いていた。コヤツは道の真ん中で私の方を振り向いたから私の存在を承知しているはずだが、無視しているという感じの歩みだ。ゆっくりの田…
虫撮り用の機材、100mmマクロ、17-70mm, 75-300mm,ツインストロボ、三脚などをバックに詰め込んで、小さな谷間の向うの段々畑へ行く。主目的はカラスノエンドウの群落にあるアブラムシのコロニーで、アブラムシを喰らうテントウムシを撮ること。残念ながら少…
小さな漁港の沈船の上でカメが甲羅干ししているのを見る。特定外来生物に指定されているアカミミガメ(ミドリガメ)だ。 ペットとして輸入されたものが遺棄され、今では全国各地の池や湖沼で見られるという。もう10数年も前だが比良山中腹に在る小さな池で甲…
今季初めて2羽のキジ(♂)をフィールドで見る。最初に見掛けたヤツはなんとも無愛想なヤツ。近づくこちらを見るなり足早にヨシ原の茂みに潜り込むのだ。三脚を据えヨシの茂みにいるヤツと暫くの間睨めっこしていた。 動き出す気配がないので三脚からカメラ…
素晴らしい陽射しに誘い出されて田んぼ道を歩く。最古参の耕作放棄地のヤナギの花穂が少し開き始めている。春本番だ。近くの木の枝先にいる小鳥を見つけ1ショット。 ファインダーを覗き込みながらこのヤナギと小鳥の名前が思い出せずにいた。思い出すのに時…
キジ撮りのフィールドへ行ってみると、田植え前の最初の準備作業、田んぼの荒起しが本格的に始まっっていた。赤いトラクターが5台、遠い田んぼの小さい点の青いトラクター、合計6台が快晴の空の下で思い思いに作業している。稲の切り株や雑草などを掘り起…
昼下がりのフィールドへ出掛けたが、ヨシ原と周辺の田んぼにキジを見かけることはなかった。見かけたのはムクドリの小集団とケリ、空の高みで囀っているヒバリ、カラス、ファインダーを覗き込む気にもなれずだ。いつもの眼の痒みが治まっていたこともあり、…
三脚の一本を伸ばし杖代わりにして草深い畦道を横切っていた時、三区画ほど向うの田んぼの赤いトラクターの人が頭の上で手を振り、その後、手を二度ほど左方向に向けて合図をしてくれた。耳が遠くなった老爺に声は届かなかったが、その合図はキジが指差され…
湖岸の旧い在所の中にある老木の梅が満開になっている頃だ。この梅の花にメジロなどが花びらを啄みに来ていることを期待して出掛けた。「桜切るバカ、梅切らぬバカ」こんな俚諺がある。梅の実を毎年きちっと収穫するためには剪定が必要なのだが、この老木は…
運転免許の更新に行った帰り道、湖岸沿いの道をドライブする。穏やかな陽射しに輝くさざなみの琵琶湖に水鳥の姿はごく僅か、しんしんと静まりかえっているという感じだ。越冬のためにシベリア方面から飛来してきていた鳥たちが北へ帰ってしまったのだ。一昨…
今日は二十四節気のの一つ啓蟄の日だ。この「啓蟄」という字をカレンダーで見つけると決まって旧い知人のMさんのことを思い出す。Mさんからは3月のこの頃になると、虫撮りに夢中になっている私のことを承知していたから「貴兄の待ちかねていた虫撮りの季節…
昼下がりのヨシ原でトビを撮る。 小半時もない僅かな時間だったが撮影枚数は736枚だった。
花粉症に痛めつけられた眼の痒みの為ドラッグストアーへ目薬を買いに行く。その帰り道、雲間から降る陽光が明るさを増したのをみて、いつものフィールドへ寄り道する。タネツケバナやホトケノザが咲き始めた冬枯れの田んぼの畦にキジが出てくれていればいい…
長い午睡の後いつものフィールドへ行く。昼下がりのフィールドでの鳥撮りが逆光にならないようにと、田んぼ道を大きく廻り込んでいて、ヨシ原の外れにキジを見つけた。 1ショットした後ゆっくり近づき始めると、ヤツはすぐ側のヨシ原に入らず、農道を横切っ…
今日はなんとも言えぬ素晴らしい陽射しだ。キジ撮りのフィールドへ行く。 路肩に車を止めた時、はるか向うの田んぼの中に黒いヤツがいるのを見つける。キジだ。本格的にキジを追いかけるシーズンの到来、幸先の良い出会いだと思いながら田んぼ道を急ぐ。6-70…
途中で放り出していた「中国の神話」白川静著・中公文庫を昨夜は遅くまで(午前4時近くまで)読んでいた。中国の気球をアメリカ空軍が撃墜したというTVニュースを見ていた時「中国の神話」ことを突然思い出し書棚から引っ張り出したのだ。読書に夢中になっ…
久しぶりにキジ撮りのフィールドへ行く。今日の鳥撮りはまずは豊作だった。 長い間見かけることのなかったスズメの集団を見た。耕作放棄地の木々に集団が点在している、600mmでは遠いので細い畦をそろりそろりと近づく。この様子を誰かが見ていたら老いたピ…
湖岸沿いの道を歩いていた時、頭上をかすめるようにかなりの数の小鳥が住宅地の家並みの間に消えた。その後を追いかける。そこは空き家も所々に在る旧い在所だ。小鳥の集団はエナガだ、住宅地の中の梅の木やセンダンの木などにいた。 エナガに気を取られてい…
JR湖西線堅田駅の近くにある春日山公園でベニマシコを最近よく見かけるよ、そんなメールを貰っていたので出掛けるも残念ながら収穫はなかった。フィールドスコープにカメラをセットした老夫婦が東屋で休憩していた。野鳥撮りだと思い、収穫はありましたかと…
大雪と厳しい寒さに外出もならず2週間ほど書斎に閉じこもっていたが、今日は久しぶりの好天、カワセミを期待して真野川河口へ行く。カワセミの姿はなく僅かばかりのカモとオオバンの群れ、それと1羽づつのモズ、チュウサギ、ツグミ、鵜を見かけただけ。鳥撮…
ランチは少し遠いが小さなフレンチの店へ行く。この時、隣の席はオバサン3人連れ。食事の後のコーヒータイムのようだ、結構にぎやかな会話が繰り返されている。よくもまあ話題が尽きないものだと感心する。その賑やかさに負けて早々の離席だ。運転席に腰を…
鳥撮りは今日は不作か、そんな思いで湖岸を歩いていて、湖に枝を突き出すように伸びている桜の木に小鳥の小集団がいるのを見つける。近づいてよく見るとヤツらはエナガの集団だった。桜の細い枝の茂みの中に10羽ほどいるようなのだが、ファインダーに捉える…
キジ撮りのフィールドである耕作放棄地の葦原を便宜的に、A~Fブロックと名付けて区分している。AブロックとEブロックは再開拓され、野菜畑や果樹園(栗と梨)に衣替えしている。(Eブロックの果樹園の栗の木が大きくなり鳥撮りのフィールドになってくれるま…
琵琶湖に流れ込む小川の河口で小さなカモの集団がいるのを見つけ、驚かさないようにそっと近づく。カモの小集団はカモ類の中で最も小さいコガモだった。しきりに水中に逆立ちして水草を食べていた。暫く見ていると小集団の中の2羽が水浴びを始め、華麗な水…
素晴らしい陽射しの午後、和邇川河口はバサーたちで賑わっていた。駐車場の車の中に横浜ナンバーの車(ホンダNボックス)を見掛ける。東名・名神高速道路を飛ばしてきたのだろう。赤いサイドミラーにウェーダーが吊るされ、ベイトロッドが立てかけられている…