幼虫・さなぎ・羽化

ルリタテハ翔び立つ

二科会写真部滋賀支部展(第10回)の案内状を頂戴していたのでカミサンと見に行く。 カミサンと写真展などを見に行くと、お気に入りを3点づつ選び出すことにしている。 視点の違いがあってカミサンと共通のものを選び出すことはまずないが、今回は共通のもの…

アケビコノハの幼虫

小雨の降る中、ITOUさんがアケビコノハの終齢幼虫を届けてくれた。 菜園などで珍しいガの幼虫などを見つけると届けてくれるのだ。 コスズメ(スズメガ科ホウジャク亜科)、セスジスズメ、ルリタテハなどの幼虫を届けてくれたこともある。体前部に大きな目玉…

ルリタテハの幼虫

玄関先のタカサゴユリの葉にルリタテハの幼虫がいるのを見付ける。 ルリタテハの羽化するプロセスは撮っているが、蛹化のシーンはまだ撮れていない。 アゲハの幼虫(イモムシ)と違ってコイツは棘を持つ体だ、蛹化する時どんなふうに外皮を脱ぐのだろうか、…

アブラムシ(アリマキ)

昨日の講義「ジャイナ教誕生前夜のインド」は薄味だったこともあり口に合わなかった。 そんなことから、アーリア人、インド・ヨーロッパ語族、ヴェーダ聖典、バラモンと沙門、インドの気候風土等などについて、これまでに集めていた資料を読み直したり、補足…

アゲハの幼虫蛹化準備完了

昨夜のアゲハの幼虫が動き回っていたのはやはり蛹化の前兆だった。 今朝見た時、蛹化の準備が完了して柚子の枝にぶら下がっていた。 大谷大学での夜の講座から帰った午後10時前に虫籠を覗きこんだ時も、朝見た時と変わらない状態でぶら下がっていた。 完全な…

アゲハ幼虫蛹化の準備か

午後9時過ぎ書斎に上がってアゲハの幼虫のいる虫籠を覗きこみ幼虫がいないのに気付く。 6月4日にITOUさんに貰った幼虫は柚子の葉の上であまり動かずにいたから、覗きこむのに都合のいいようにと虫籠の蓋をしていなかったのだ。 アゲハやルリタテハの幼虫に…

オビカレハガの終齢幼虫

桜の木にオビカレハガの終齢幼虫がいた。 成虫は地味なガだが幼虫の紋様は終齢に近づくにつれカッコ良くなる。 同じ桜の木で発生するイラガの終齢幼虫も緑色の美しい毛虫だが、イラガはデンキムシとかオコゼなどの別名を持っている有毒の毛虫、毒毛針にやら…

師走のルリタテハ

買い物に出ようとして玄関の扉を開けた時、背後からチョウがいますよとカミサンの声。 翅を広げたルリタテハが扉の内側に止っていた。 薄暗がりだった所為で気が付かなかったのだ。 寒気の中で鮮やかな翅を拡げているルリタテハに驚く。 三週間ほど前、ITOU…

ルリタテハのサナギに開けられた穴

今朝見た時、昨日の夕刻に見たルリタテハは階段の石垣から姿を消していた。 早朝の最低気温は4度C近かったがこの寒気の中何処へ行ったのだろうか。このルリタテハのことから、10月初旬に蛹化し今も木にぶら下がっているルリタテハのサナギのことが気になり…

ホシホウジャクの幼虫

昨日は昨年よりも8日早く木枯らし1号が吹いたようだ。 これから寒い朝が始まるのだ。 寒くなると、唯でさえ寝起きが悪い老体には、起き出すことが一層厳しくなるだろう。 おにゅう峠へ雲海を撮りにとか針畑川の川霧をなどと考えているが、余程の覚悟を決め…

ツマグロヒョウモン 幼虫

朝の散歩の折、空き地の草叢に入ってみた。 風の当たらない陽溜りの草叢の一角に意外なほど沢山の虫たちの姿を見かけた。 ベニシジミ、ヤマトシジミ、ホソヒラタアブ、オンブバッタ、アキアカネ、セセリチョウの仲間、キタキチョウ、カマキリ。 ツマグロヒョ…

読書のかたち

今年の初め頃Kindleを手に入れてから、読書は電子書籍を利用することが多くなつた。 Kinndle1台あればどんな分厚い本もこれに収まり、持ち歩くのにも便利だったし、判らない語句はわざわざ辞書を引かなくてもその語句をタップすることで検索出来るというこ…

ルリタテハの蛹化(2)

玄関先に一本だけ生えていたホトトギスの葉を食い尽くしてしまったルリタテハの幼虫は、9月15日にサナギになり、9月27日に羽化して飛び立っていった。 これが第一陣、二陣めの二匹は蛹になって今は飼育箱の中にいる。 驚くことにルリタテハの幼虫は三陣めと…

ルリタテハ飛び立つ

玄関先のホトギスの葉裏で見つけていたルリタテハの幼虫が、本日羽化し飛び立つ。 9月7日 撮影 9月15日17時30分蛹化完了 9月27日羽化の状況は判らない。 書斎の窓から飛び立っていった。 飼育箱には9月22日に蛹化を始めたヤツが二ついる。 コイツはもうそろ…

アゲハ蛹化始める

予約しておいたスマホを貰いに行こうと車庫のシャッターを開けた時、シャッターガイドレールにアゲハの終齢幼虫がいるのを見付けた。 急いでいたのでそのままにして車を出す。 スマホ一台入手するのに待ち時間も入れて4時間近くかかっていた(こんな買い物は…

ルリタテハの蛹化

ルリタテハの幼虫が本日午後5時31分蛹化を完了しサナギになった。 このルリタテハの幼虫は玄関先のホトトギスにいたヤツだ。 9月10日午後5時36分 見つける。 玄関先のシロダモの木の下でタカサゴユリに混じって、ひょろひょろとした背の高いホトギスが一本だ…

トサカフトメイガ

先日トンボ撮りに行った折、シラカシの葉や小枝を綴り合せたガの巣網を見付けた。 直径が20cmを越えようかと思われる巨大なものだ。 これまでにも雑木林の中で木の葉を綴じ合わせて作ったガの巣(繭)を見たことは何度もあるが、これ程大きなものは見たこと…

アオスジアゲハ飛び立つ

昨夜、雨に濡れた生け垣にアオスジアゲハがいるのを見付け持ち帰った。 街灯の明かりの下にいるアオスジアゲハを見付け、両手で包み込むようにして持ち帰ったのだが、翅が雨に濡れていた所為だろうか、それとも眠りに就いていたためだろうか、アオスジは妙に…

アゲハの幼虫

庭の柚子の木でアゲハの幼虫3世代(1齢、3齢、5齢)を見付ける。 脚立などを持出し丹念に調べればアゲハの幼虫はまだいそうだが、何故か探しだすのが面倒臭くなっている。 それにこれまでは5齢(終齢)幼虫などを見つけると飼育箱に来てもらい、蛹化や…

テントウムシの羽化

午前8時過ぎ新聞を取りに出た玄関先で、テントウムシが羽化し始めているのを見付け、急いでカメラを取りに2階の書斎に駆け上がる。 玄関先に戻ってみるとテントウムシは既に蛹の殻から抜けだしていた。 眼を離したのはほんの僅かな時間、1分も無かっただろ…

シロテンハナムグリ

小さな白いバラの花に貌を突っ込んでいるハナムグリを撮る。 このハナムグリを撮るため左膝をつく。 最初はしゃがみ込むような中腰の姿勢でハナムグリを狙っていたのだが、今ではこの姿勢で少し長い時間いると腰の負担がきついのだ。 ひしひしと老化を感じる…

アワフキムシの幼虫

一昨日見たアワフキムシの泡の中にいる幼虫のことが気になり、朝の散歩の折、小さな谷間まで足を延ばした。 粘性の高い泡を少しずつ取り除いていくと、黒い頭部に赤い胴の幼虫がいた。 泡の中に居る時はほとんど動きが無かったが、泡の中から取り出し全身を…

テントウムシの幼虫

早朝新聞を取りに出た時、玄関先のシロダモの木にテントウムシの幼虫がいるのを見つける。 終齢幼虫や孵化して間無しと思われる2mm弱の小さなものまでいるのだ。 数えられた限りでは21匹いた、まだまだ居そうな感じだ。昨年もこの木で沢山のテントウムシが…

アワフキムシ

クサイチゴの新しい枝に白い泡が付いているのを見つける。 アワフキムシの幼虫が隠れている泡だ。泡の中の幼虫を見たいと思い、スカンポの茎を切り取り、注意しながら少しずつ泡を取り除いていったが、肝心なところで泡が一塊になって落下してしまい幼虫は見…

シオヤトンボの羽化

昨年に引き続き「シルクロード仏教史料を読む・法顕伝-購読」(山田明爾龍谷大名誉教授)が、今日から龍大瀬田キャンパスで始まる。 深草や大宮キャンパスと違ってここは瀬田丘陵の一角にあるから、講座の後先に雑木林の中で虫探しが出来る楽しみもあるのだ…

ガガンボの仲間

小さな谷間への道すがら、ガガンボの仲間を見付ける。 このガガンボは翅の紋様などからキゴシガガンボのように見える。 いつもだったら図鑑などできちっと調べるのだが、最近は調べるのが面倒くさくなることが多いのだ。「蚊の母、カノボ」「蚊の乳母、カノ…

リンゴドクガの羽化

リンゴドクガの幼虫を見付け持ち帰ったのが昨年の11月16日、この幼虫がサナギになるための繭を作り終えたのが11月20日頃だった。 この繭からリンゴドクガが羽化しているのを見付ける。 最初の頃はこの繭を自然な状態に置くほうがいいだろうとベランダの片隅…

リンゴドクガの繭

リンゴドクガの幼虫が蛹化の為の繭作りが完成していた。 繭作りの様子を撮るのに都合のいいようにと、ありあわせの空容器に幼虫を入れベランダの片隅に置く。 室内よりも自然な状態の方がいいのではと思ったのだ。 今朝見た時は体を少し丸めていたが特に変わ…

リンゴドクガの幼虫

夕方の散歩の折、リンゴドクガの幼虫を見付けた。 珍しく薄いピンク色をしているのだ。 リンゴドクガの幼虫はこれまで何度も撮っているが、ピンク色をしたのを見たのは初めてだ。 Webでリンゴドクガの幼虫の画像を検索してみても黄色い毛を持つものばかりで…

アゲハの蛹

柚子の木の近くの壁にアゲハの蛹がくっついているのを見付ける。 見たところ寄生蜂などには侵されていないようだから、うまく越冬できれば来春には羽化が見られるかもしれない。この蛹は地上から50cmほどの所にいるのだが、4年前の冬の初め、2階の窓よりも高…