ハチ

トックリバチの巣作り完了

玄関のドアノブにくっついているトックリバチの泥の巣を見つけたのが8月17日、トックリバチが幼虫のエサになる青虫などを運び入れるところを撮りたいと最初の2日間は注意して見ていたが、トックリバチの姿を見ることは無かった。 3日目が過ぎても泥の巣に…

トックリバチの巣

「第15回日本風景写真協会滋賀支部作品展」の案内状を頂いていたので観に行こうと車を出していたら、カミサンが階段を駆け下りてきて「玄関にトックリバチの巣がありますよ」と告げる。 玄関の鍵をかけようとしてノブの所に泥の巣があるのを見付けたのだ。 …

寄生蜂の仲間だろうか

先日ナミテントウ(二紋型)の交尾体を撮ったカラスノエンドウの生茂る斜面とその上の畑は、見事に刈り払われ綺麗に清掃されていた。 何とも寂しくなる。 このカラスノエンドウの葎ではソラマメヒゲナガアブラムシのコロニーが見られた。 そんなことからもア…

キイロスズメバチ

階段の上に枝を伸ばしている木蔦の花が膨らみ始めると、キイロスズメバチがやって来る。 今日は3匹ほどのキイロスズメバチだったが、日によっては10匹近くが来ることがある。 これから暫くの間は階段の昇り降りに注意が必要だ。 やって来る数が少ない時はあ…

イチジクを噛じるコガタスズメバチ

ITOUさんの菜園でイチジクの実を囓っているコガタスズメバチを撮る。 例年だったら採り忘れられた実が腐り始め独特の発酵臭を放ち出すと、スズメバチの仲間、アシナガバチ、ツマグロヒョウモン、ヒカゲチョウ、カナブンの仲間などがやって来るが、今年はあま…

キボシトックリバチの交尾

玄関先の南天の木でキボシトックリバチのカップルを見付ける。 トックリバチの巣作りを撮りたい。 幼虫のエサになるイモムシなどを運びこむところを撮りたい。 こんな思いを実現させるためにはフィールドを歩いて歩いて歩きまわって、偶然の出逢いを期待する…

ニラの花とキボシトックリバチ

暑さに負けて夏の間遠ざかっていた小さな谷間の畑へ行く。 初夏の頃は老夫婦が畑の斜面の草刈りや畝の拵えに精を出し綺麗に仕上げていたのに、眼の前の畑は一夏人の手が入らなかったのだろう雑草に覆われている。 三度豆の棚は倒れ、トマトの枝は枯れかけて…

ヤマトツヤハナバチだろうか

夕方ほんの僅かな時間だが草叢に潜り込んでみた。 午前中だったらうるさいほど鳴いているキリギリスの鳴き声も聞こえず、虫の姿もなかった。 ただショウリョウバッタだけは幼体も含めてかなりの数を見かける。 このショウリョウバッタを見ると決まって思い出…

カバオビドロバチだろうか

庭のオニユリが咲き始めた。 オニユリの花に近づく時に決まって思い出す言葉がある。 「花粉にはくれぐれも注意してくださいね」というカミサンの一言だ。 今日もカメラを持出した折玄関先で「花粉には注意してくださいね」と注意があった。 それというのも…

ツマグロヒョウモンの争い

ITOU昆虫園のランタナの花の上で今日は珍しい光景を見た。 ツマグロヒョウモンのメスをめぐるオスたちの争いだ。 2頭のオスは執拗にメスに近づこうとして争いを繰り返していた。 時には、メスに近づいているヤツに真上から体当たりする感じで急降下してくる…

セグロアシナガバチの獲物

ランタナの葉の上をヨタヨタという感じで動いているアシナガバチを見付ける。 近づいてよく見ると、大きな団子を咥えているセグロアシナガバチだった。 肉食性のセグロアシナガバチだ、幼虫の餌にする為に何かのイモムシを食いちぎって肉団子にしているよう…

暑さに負けて

小さな谷間の畑へ行く途中、キンモンガとミカドドロバチを見付ける。 真夏日が始まりかけていたこともあり、この2種が撮れたことから本日の予定(一日一虫)終了とばかりに引返す。 暑さの所為で老躯の虫撮りも随分と行動範囲が狭まっている。 深夜型の生活…

ルリチュウレンジとクロハバチの仲間

ITOUさんの菜園のランタナの花が咲き始めて一週間が経つ、チョウたちが来ていることを期待して出掛けたが、今日は期待外れだった。 ランタナに来ていたのは、コミスジ、ウラナミシジミ、すぐに飛び去ってしまう。イチジクの葉の上でルリチュウレンジ、半夏生…

キアシナガバチ

ネズの木の茂みでキアシナガバチが巣作りをしているのを見つける。 巣はかなり大きくなっているが、第一陣の働き蜂は未だ生まれていないようだ、働いているのは女王蜂のみ。 虫撮りが目的で出掛ける時には、カメラなどの機材のほかに、洗濯バサミ、麻ひも、…

ミカドドロバチ(2)

電気温水器の格納壁に吊るしてある竹筒トラップの上で今朝は珍しいものを見る。 初めて見るガだ。 調べてみるにコモクメヨトウ(ヤガ科 ヨトウガ亜科)だった。 このガにレンズを向けていてすぐ下の竹筒から翔び出すヤツを見る、ミカドドロバチだ。 待望の産…

オオスズメバチ

県立近代美術館近くの文化ゾーンの一角にある小さなビオトープへイトトンボを見に行く。 此処へは時季になるとトンボ撮りに何度かやって来るが、今回は訪ねるのが少し早かったようだ、カキツバタの咲く沼の上をパトロールしているヤンマの仲間を1匹見ただけ…

竹筒トラップ

狩りバチの仲間、ミカドドロバチ、アジアキタドロバチ、オオフタオビドロバチなどが来てくれることを楽しみにして、竹筒トラップを新しくした。 昨年の7月中旬にはミカドドロバチが泥を運んで来ているところはなんとか撮れたが、幼虫のエサにする青虫の搬入…

キアシナガバチの巣作り(2)

午後から昨日見付けたキアシナガバチの巣作りの進行状況を見に行く。 よく見ると産室が一つ増えていた。 今にもポツポツ来そうな空模様だったがカメラをセットして三脚を据えた。 キアシナガバチがどんな行動をするか、長期戦の構えだった。 巣の上の女王蜂…

キアシナガバチの巣作り

小さな祠の軒下で、キアシナガバチが巣作りをしているのを見付けた。 女王蜂単独の巣作り、やっと2室出来たばかりのようだ、卵が産み付けられている。 この卵が時を経て働き蜂として飛び立つまで、女王蜂単独の巣作りや子育てが続くのだ。 第1陣の働き蜂が…

鳥撮り不作

たいざんじ風花の丘(高島市)の農道を歩き廻る。 広い牧草地の丘ではヒバリの鳴き声もウグイスの鳴き声もキジの甲高い鳴き声もしていた。牧草地を仕切る笹藪の向うからは、キジの鳴き声が複数羽いると思える鳴き方で聞こえてくる。 笹薮を突っ切るわけにも…

ミツバチ

昆虫写真家今森光彦さんの著作に「昆虫記」という名著がある。 昆虫の世界をダイアリー風にまとめ1年間にわたって記録紹介したものだ。 私が虫撮りを始めたのも20数年前この昆虫記を手にしたことが発端だった。この昆虫記の中に、巣箱から飛び出してこちら…

アゲハヒメバチ

擁壁に這うツタが落葉を始めた。 掃き掃除を忘れていたりすると風に吹き飛ばされてお近所迷惑にもなることから、ツタの葉を全て取り払う作業にかかる。この作業が年々厳しくなっている。作業をしていて、非常に珍しい物を見付けた。 干乾びたアゲハのサナギ…

ミカドトックリバチ

青紫蘇の花の上でミカドトックリバチの求愛行動を見た。 泥をこねて作られた徳利型の巣はよく見かけるが、巣作りの現場はまだ見たことがない。 秋の巣作りは始まっているだろう、採土の様子や巣作りのプロセスを撮りたいものだ。

ヒメハナバチの仲間

薄雲の切れ間から射し込む陽の光に誘われて、ITOUさんの菜園へ行く。 ランタナの花やニラの花でヒメハナバチの仲間を見掛ける。 *ヒメハナバチの仲間と表記したが、誤認しているかもしれない。 手許の図鑑やWebで調べてみてもうまく同定出来ずにいる。この…

オオスズメバチ 障害物が苦手な奴

Aさんの菜園のイチジクの木には、熟れた実を啄みに来る鳥除けのために、ネットを被せている。 そのネットの上で今日は面白い光景を見た。 木から翔び立ったオオスズメバチ2匹がネットに引っかかったのだ。 その内の1匹は間なしに網目をくぐって飛び立って…

オオスズメバチ

晴れ間を見付け午後一番Aさんの菜園へ行く。 キアゲハ、イチモンジセセリ、ヤマトシジミ、マメコガネ、オオスカシバを見る。 意外と多かったのがカマキリ、小さな一畝の紫蘇の上に7匹のカマキリがいた。イチジクの木には今日もスズメバチが来ていた。 この…

コガタスズメバチの採餌

今朝もイチジクの実を齧るコガタスズメバチを見に行く。 薮蚊対策も十分にした上で、70−300mmズームと180mmマクロを持出し、小一時間近くイチジクの木の下にいた。 今日は2匹のコガタスズメバチが来ていた。 しばらく見ていると、イチジクの実を齧り取って…

マツヨイグサ

6月中旬以来草むしりをせずにいたから、裏庭は雑草がはびこっている。 今朝、そんな夏草の中に一輪のマツヨイグサの花を見る。 このマツヨイグサが小さな群落でも作っていてくれれば、スズメガの仲間が夕刻に吸蜜に来るところを狙えるのだが、一本のマツヨ…

ベッコウクモバチ

石垣の隙間に出入りしているベッコウクモバチを見る。 長い間このハチをベッコウバチと呼んでいたが、つい最近、田仲義弘さんの「狩蜂図鑑」を読み直していて、「翅がベッコウ色の種は一部に過ぎず「鼈甲・ベッコウ」を名称に使うのは望ましくないなどの理由で…

ミカドドロバチ

電気温水器格納の壁に吊り下げてある竹筒トラップに、ミカドドロバチが来ているのを見付け、急いで180mmマクロと三脚を持出す。午前9時4分。 竹筒から翔び立って次に帰ってくまでの間隔は、短い時で5・6分、長くなると30分以上掛かっている。 竹筒の中で育…