アマガエル

昨22日の日に、滋賀県観光キャンペーン「戦国ワンダーランド滋賀・びわ湖」のオープニングイベントのひとつとして開かれた講演会「近江戦国史の魅力 信長・光秀・秀吉」を聴きに、近江八幡市の文芸セミナリヨまで出向いた。講師が静岡大名誉教授の小和田哲男さんだったので期待していたのだが非常に薄味だった。途中で抜け出すことも出来ず硬い椅子での90分は相当に苦痛だった。そんなこともあって22日の夕刻以来万事億劫という日が今朝方まで続いていた。「少し運動をしなければ駄目ですよ」とカミサンに睨まれ、散歩に出た、その折アマガエルを見つける。

冬眠する動物たちは冬眠中の体を維持するため秋口にはたらふく食い体に脂肪をつける。このアマガエルも木の葉の下や土に潜り込んで冬眠するが、冬眠の準備としてどんなことをするのだろうか。

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玄関のドアにいるアオスジアゲハのサナギも緑色から少し褐色になっている。

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階段の上の木蔦にもコガタスズメバチが来ていた。

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アマガエルを見つけコガタスズメバチなどを撮ったことが呆け暮らしの払拭に効いたようだ、「一日一虫」ボケ防止のためにも億劫がらずにやらねばなるまい。

クロイトトンボだろうか

昨日の小さな谷間の畑へ行く道すがら、キタキチョウ、ホシホウジャク、セスジツユムシイチモンジセセリヤマトシジミイトトンボを撮る。

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ヤマトシジミは10月の始め頃に羽化したヤツだろうか、新鮮な個体が放棄された段々畑の南斜面にかなりの数、飛び交っていた。初夏の頃の個体と違っていずれも一回り小さいのだ。

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ヤマトシジミを追いかけていた一段上の雑木林の縁でイトトンボを見つける。イトトンボ科の仲間のクロイトトンボだろうか。図鑑「日本のトンボ」・文一総合出版やWebの図鑑で調べているが同定できずにいる。

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今日の午前中は、運転免許証更新前の検査「認知機能検査」に行く。記憶力・判断力に全く問題は無かった。来年春には免許の更新、免許証の返納も考えねばならないがもう暫くは乗りたいものだ。

熟柿に来ていたウラギンシジミたち

小さな谷間の畑の斜面には何種類かの柿の木がある。どの木も長い間剪定など手入れされたこともない老木ばかり。しかも、干し柿や合わせ柿にしなければ食べられない渋柿の仲間なのだ。一手間掛けて干し柿にすることも無いのだろう、熟した柿の実はヒヨドリなどに啄まれたり虫たちの吸蜜の場所になっている。

熟柿に、ウラギンシジミ、コガタスズメバチアシナガバチ、キタテハ、クロアリなどが来ていた。

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柿の木ではモズやヒヨドリも見掛けたが撮れたのはヒヨドリ、次回来る時は150-600mmも持ち出さえねばなるまい。

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アオスジアゲハ蛹化の準備

玄関ドアノブの横でアオスジアゲハの幼虫が蛹化の準備をしているが、少し様子が変わった。イモムシの形からサナギの形になり始めているのだ。サナギの形になり始めている外皮のその中では、どんな変化が進行しつつあるのだろうか。今朝早くに見た時よりも夕刻の方が随分と丸々となっている。

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旧い友人のKから個展を開催する旨の案内状をもらった。今回はいつもの油絵ではなく水彩画での個展のようだ。

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拝見に行きたいが会場が愛媛県松山城の近く、2・3年前だったら名神高速・淡路島鳴門自動車道・高松自動車道とぶっ飛ばしただろうに、今では如何せん遠くなっているのだ。今もなお彩筆を握っているという老画家に逢ってみたいと思うものの叶わずだ。

 

Amazonに注文しておいた本「クモのイト」が届いた。電子書籍以外の本は購入しないことにしているのだが、一昨日の京都新聞の記事を見ていて面白そうだと思いつい手を出してしまったのだ。電子書籍だったらタブレット一個の処分で済むが、4本の書棚の処分は相当の重量になる。今以って捨てきれずにいるのだ。

 

アオスジアゲハの終齢幼虫 蛹化の準備

台風19号は河川の決壊・氾濫47河川、死者65人行方不明者15人という大きな爪痕を19都県に残して去った。琵琶湖西岸の我が家では横殴りの雨風が吹き荒れたが幸いにも被害は無かった。

買い物に出かける折、玄関のドアにアオスジアゲハの終齢幼虫がいるのを見つける。吹き荒れた風雨を何処でやり過ごして玄関のドアまでやって来たのだろうか。

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買い物から帰って見た時には、コヤツはドアのノブ近くまで移動して蛹化の体勢に入っていた。

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先日、門扉の近くで見つけたアオスジアゲハの終齢幼虫を飼育箱に取り込んでいることもあり、玄関ドアのコヤツはこのままにしておいて様子を見ることにした。玄関先は比良颪が吹き荒れると、まともに寒風が叩きつけてくる場所、自らが吐き出した極細の糸1本でドアにぶら下がっているコヤツはどんな結果になるのだろうか、これからの推移が楽しだ。

階段の上の木蔦の花が咲き始めた。例年のようにコガタスズメバチが花にやって来る。多い時には10匹近くのコガタスズメバチがやって来るのだ。

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階段を上り下りする時コヤツらと鉢合わせしそうになるのだ、新聞配達の人や郵便屋さんなどに万一の事があれば大変だから木蔦の花を切り落としたら、とカミサンに睨まれている。夕方ハチのいないのを見計らって作業をやらなくてはなるまい。

柚子の葉の上でネコハエトリを見る。

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ルリタテハ羽化する

外出から帰った時、書斎の南側の窓にルリタテハがいるのを見つける。

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9月25日の夕刻、玄関先のタカサゴユリで蛹化したルリタテハのサナギを2個書斎に持ち込んでいた。ソヤツが今朝羽化したようだ。

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数ショットした後、窓を開け逃してやる。ルリタテハは成虫で越冬するが、書斎の窓から飛び立って行ったコヤツも条件に恵まれれば越冬して来春を迎えるのだろうか。ルリタテハの成虫の寿命はどれくらいなんだろうか。比良山麓の雑木林や農事小屋の壁の陽だまりで、早春のルリタテハを何度か見掛けたことがある。ソヤツらも10月のこの時期頃に羽化したヤツだろうか。それとももっと遅くに羽化したヤツなんだろうか。見掛けた早春のルリタテハは翅がボロボロだった、厳冬の比良山麓でどんなふうにして冬を過ごしたのだろうか。いろんなことを想像していた。