フタオビハバチだろうか

電気温水器を格納した壁にドロバチたちの営巣活動を見たいと思い竹筒トラップを吊るしてある。これまでミカドドロバチやオオフタオビドロバチ、ツツハナバチが営巣活動をしているところを撮っている。今朝はその竹筒トラップに体長10mmほどの小さな黒いハチが来ているのを見つける。

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腹部の黄色い二筋の紋様やずんぐりした体型からみて、Webの図鑑のフタオビハバチが該当するように思われる。ハチの仲間では原始的なハチ、植物食との記述が見られるくらいでこのハチに関する詳細を知ることは出来なかった。

ハチは2匹いた。そのうちの1匹は竹筒トラップの穴を暫くの間覗き込んでいたが遂には潜り込んでいった。

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フタオビハバチはドロバチの仲間のように竹筒に潜り込むような行動をするのだろうか。それともコヤツはフタオビハバチではなく別の種のハチなんだろうか。

このハチが連続して来てくれるようだと、連日の炎暑の中呆け暮らしをしなくて済むのだが。

スズメガの仲間だろうか

擁壁に這うツタも連日の猛暑に傷めつけられ相当のダメージを受けているようだ。秋の終わり頃のように葉を落としている。それもこの2・3日は結構な量なのだ。風に吹かれてご近所の玄関先まで飛び散っているのだ。

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夕方この落ち葉を掃き集めていて、落ち葉の間にガがいるのを見つける。このガも猛暑によって寿命を縮められたようだ、硬直していて動くことはなかった。

スズメガ科の仲間だろうか。

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図書館から借りだしていた司馬さんの街道をゆく「愛蘭土紀行」上下2巻読み終えた。この紀行文の中で参照文献の1つにセシル・スコット・フォレスターの「ホーンブロワーの誕生」という海軍をテーマとした小説が取り上げられていた。面白そうなので図書館の目録を検索したが蔵書されていないのだ。仕方なくWebの中古本屋さんに注文した。

ハゴロモの仲間だろうか

玄関先のシロダモの木があまりにも大きくなったので、植木屋さんに頼み枝落しをした。大袈裟に言えば木の下闇を作るというほどの葉の茂りだったが、枝や幹の一部を間引いた結果随分と明るくなった。そんなシロダモの葉の上でハゴロモの仲間を見つける。

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ヨコバイ亜目・ハゴロモ科の仲間だと思うが同定出来ないでいる。Webの図鑑で検索していてよく似た姿のフタホシハゴロモを見つけるが、フタホシハゴロモ西表島など南西諸島が生息域なのだ。コヤツはフタホシハゴロモの近縁種だろうか。何という名前なのか妙に気になっている。

 

猛暑が始まる前の早朝の一刻ブッドレアにツマグロヒョウモンが来ていた。

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ジョロウグモの幼体

夕方、ノウゼンカズラやブッドレアに水やりををしていて、木々のあちこちにジョロウグモの幼体がいるのを見る。

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ジョロウグモの幼体の空中浮遊も見た。金木犀の枝先から糸に乗り風に吹かれて舞い降りてきたのだ。クモの巣網づくりの最初の工程を見かけたことはないが、これも造網の初期工程なんだろうか。

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ITOUさんの菜園へ行ってみたいが猛暑に手酷く痛めつけられたという感じでくたばっている。今日の「一日一虫」は庭先のジョロウグモの幼体だ。セグロアシナガバチの巣では働きバチの姿は無し、明日も空き巣のままだったらブロックの穴から取り出してみよう。

ITOUさんから冬瓜やインゲンを頂いた。明日は料理当番の日だ、冬瓜で一品をと思っているがいまのところレシピを思いつかない。E-レシピのご厄介になりそうだ。

キマダラミヤマカミキリ

新聞を取りに出た時、玄関先のシロダモの枝にキマダラミヤマカミキリがいるのを見つける。コヤツを見るのは随分久しぶりだ。

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切りとった枝先まで這い上がって来たので飛び立つシーンが撮れるのを期待して暫くの間ファインダーを覗き込んでいた。期待は叶わずだった。コヤツは飛び立つこともなく来た道をかなりのスピードで引き返して行った。

 

正午前、放棄されたセグロアシナガバチの巣を輪切りにして巣房の様子を見たいと思い取り出しに行く。ブロックの穴を覗き込んで驚いた。セグロアシナガバチが1匹巣の上にいるのだ。

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昨夜は女王蜂をはじめ1匹の姿もなかったから、巣は完全に放棄されたものだとばかり思っていただけに意外だった。仲間が姿を消した後羽化してきたのだろうか。新しい世代のグループがこれから羽化してくるのだろうか。

午後5時過ぎ、セグロアシナガバチの巣のその後の状況が知りたくて覗きに行く。巣にハチの姿はなかった。

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午後10時過ぎ懐中電灯を持って覗きに行ったがやはり空巣だった。2・3日巣の様子を見て営巣活動が確認できなければ巣をブロックの穴から取り出し分解だ。

 

セグロアシナガバチ・巣を放棄する

セグロアシナガバチの巣がスズメバチに襲われたのが7月24日、巣房から幼虫が引きずり出されるのも目撃した。あの日以来、巣に活気がないようにみえるのだ。最盛期には10数匹の働きバチがいたが数を減らしているようなのだ。今朝見た時は3匹だった。

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 この3匹を見た時は、女王蜂と2匹の働きバチを残して他の働きバチたちは採餌に出掛けているのだろうと思っていた。午後11時過ぎふと巣の事が気になり、働きバチたちが帰っているだろうかと見に出る。懐中電灯で照らしだして見た巣にはハチの姿はなかった。

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巣は放棄されたようだ。8月も半ばになれば次世代の新女王蜂やオスのハチが羽化してくるのだが、先のスズメバチの襲来で大きなダメージを被り営巣活動を継続できなくなったに違いない。

5月の半ばに偶然見つけた女王蜂の巣作りから、1陣2陣と羽化してきた働きバチの活動の様子、肉団子を持ち帰ったシーンも見た。そんな様子ももう見ること叶わずだ。寂しくなる。

 

28・29日は墓参りに帰郷した。往復700K弱の距離なのに相当に疲れた。故郷が遠くなっている。年々遠くなる、それに山河の様子が変わり、記憶の中の風景が見当たらないのだ。有為転変。

ウチワヤンマ

梅雨明けと同時に強烈な陽射しが降り注ぐ、完全な真夏日だ。夕方近くなってからほんの一刻ITOUさんの菜園へ行く。ボケ防止のための課題、一日一虫だ。インゲンの蔓を支える竹の支柱にウチワヤンマがいるのを見つけ1ショット。光を探してウチワヤンマの周囲を廻りたいが、インゲンの棚や畝の周りを這う冬瓜の蔓に阻まれ動きが執れずだ。

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冬瓜の花にはクマバチが吸蜜に来ていた。

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菜園では、ショウリョウバッタマメコガネツマグロヒョウモンヤマトシジミイチモンジセセリアシナガバチ、ムシヒキアブ、などを見た。

 

炎天下の一日、外出はほんの一刻、冷房の効いた部屋で半ば呆け暮らしだ。トンボ撮りに湖畔の湿田へ出掛けたいが出そびれている。老いの行動範囲は時間の経過とともに狭くなっているのだ。ハッチョウトンボを撮りに湖北の山門湿原まで何度も出掛けた頃が懐かしく思い出される、今や湖北が遠くなっているのだ。